Veilleuse 音楽の常夜灯

君が残したコカコーラ

haikarahakuti

アルバムの最後に置かれた曲です。4分46秒。曲名に飲み物の名前が入っています。

新潟の兄弟

haikarahakuti は鎌田悠と鎌田俊の兄弟。音楽を始めたのは2001年ごろで、自分たちで haikara records というレーベルを作り、2007年から haikarahakuti という名前でやっています。拠点は新潟。

新潟のレコード店 Disc Garage と一緒に「the bootleg」という DJ とライブのイベントを定期的にやってきた、とプロフィールにあります。ジャンルも編成もどんどん変えながら続けている、とも。

ROSE RECORDS の紹介文はこう書いています。

ちょっぴりシニカルな眼差しで日々の気怠さと淡い煌めきを音にする兄弟ユニット、haikarahakuti(ハイカラハクチ)。新潟でDIY且つ、ローカルな活動を展開する若干23歳の新鋭がROSE RECORDSよりアルバムをリリース。

23歳と書いてあります。2012年の時点の年齢です。兄弟なので二人の生まれ年は違うはずですが、紹介文は片方だけを出しています。

ROSE RECORDS は曽我部恵一が作ったレーベルです。 サニーデイ・サービスも曽我部のソロも、同じ ROSE の番号の並びで出ている。新潟で自分たちのレーベルをやっていた兄弟が、そちらから1枚出した。

8曲目

『THIS LOVE IS THE MESSAGE』は2012年9月21日発売、ROSE 133。全8曲。

  1. Son of a bitch
  2. 夜が明けるまで(until darkbreak)
  3. baby I love you
  4. yellow magic bus
  5. 僕の嫌いなチョコレート(I do not like chocolate)
  6. この闇を超えていく(go beyond this darkness)
  7. 刹那(setuna)
  8. 君が残したコカコーラ(cocacola left by you)

日本語の曲名には全部、英語が括弧で添えられています。「君が残したコカコーラ」は cocacola left by you。

この曲は8曲目、つまりアルバムの最後です。ROSE RECORDS のサイトでは、この曲だけに YouTube のリンクが張られていました。

自主レーベルで長くやってきた兄弟のアルバムですが、ROSE の紹介はこれを「会心のデビューアルバム」と書いています。自分たちのレーベルからの分は数に入っていない書き方です。

曲名に商品名が入っている

「君が残したコカコーラ」は、飲み物の商品名がそのまま入っています。8曲のうち、商品名が題に来ているのはこの1曲だけです。

添えられた英語は cocacola left by you。left が過去のことにしていて、君はもう残す側の動作を終えている。日本語のほうも「残した」なので同じです。

飲み物の名前は誰でも知っているので、歌詞を聞く前に、題だけで一度伝わってしまいます。誰かが飲み終わらずに置いていった、というところまでは、聞かなくても分かる。

聴いた時のこと

音を聴くつもりでかけたのに、歌詞を追ってしまいました。

日本語で歌っているので、意味が勝手に入ってきます。次の行を待ってしまって、そのあいだ鳴っていた楽器を何も覚えていません。映画で字幕を読んでいるときに似ています。

2回目は歌詞を追わないようにしようと思って、意識してうしろの音を聞きました。今度はそちらが聞こえて、歌詞のほうが分からなくなりました。両方を同時にやるのは、少なくとも自分にはできませんでした。

4分46秒を2回かけて、聴けたのは半分ずつでした。足しても1回ぶんにはなっていません。

出典

出自
新潟
レーベル
ROSE RECORDS
収録
THIS LOVE IS THE MESSAGE
発表
2012年9月21日
出典
https://youtu.be/MS-E7oifaJY

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