Veilleuse 音楽の常夜灯

Summer of Summer

Lone

2007年に CD-R で出たアルバムの4曲目です。動画は3分28秒ですが、これは短く切られています。

バンドが解散したあとの1枚

Lone は本名マット・カトラー、ノッティンガムの人。Kids in Tracksuits というバンドが解散したあと、2007年から Lone として動きはじめています。

最初に出したのが『Everything Is Changing Colour』。プレスした盤ではなく CD-R で、レーベルは Vu-Us。 全15曲、通しておよそ50分。「Summer of Summer」はその4曲目です。

翌2008年8月4日に Dealmaker Records から『Lemurian』、2009年に『Ecstasy & Friends』が続きます。このころの音は、抽象的なヒップホップのビートに電子的な質感を重ねたものと説明されます。カトラーが影響として挙げているのはボーズ・オブ・カナダとマッドリブ。

2010年11月の『Emerald Fantasy Tracks』(自分の Magic Wire から)で、はっきり踊るほうへ移ります。以後は Werk Discs、R&S、Greco-Roman と渡っていて、Kona Triangle という別のユニットもやっている。アゼリア・バンクスが彼の曲をサンプリングし、コールドプレイがワールド・ツアーで使ったこともあります。

つまりこの1曲は、あとの経歴が始まる前、CD-R の段階に置かれていたものです。

動画のほうが39秒短い

Internet Archive に残っている音源で長さを見ると、こうなっています。

  1. duelling auroras … 3分27秒
  2. proper vivid … 3分55秒
  3. my eye … 6分58秒
  4. summer of summer … 4分07秒
  5. pure white light … 4分10秒
  6. drifting off too far … 1分11秒
  7. your lucky numbers … 2分05秒
  8. cat's eye … 1分05秒
  9. light from the heart nebula … 6分02秒
  10. piano happy … 2分05秒
  11. midnight feast … 5分32秒
  12. time was a spiral … 1分07秒
  13. a quadruple sky … 4分36秒
  14. number station … 0分55秒
  15. missing persons … 2分54秒

4曲目は4分07秒です。上の動画は3分28秒なので、39秒足りません。 誰かが切ったのか、別の音源なのかは分かりません。動画のほうしか聴いていない人には、まだ聴いていない39秒が残っています。

並べてみると長さが揃っていません。55秒の曲と6分58秒の曲が同じアルバムに入っている。

曲名のほうは揃っています。Duelling Auroras(競り合うオーロラ)、Light From the Heart Nebula(ハート星雲からの光)、A Quadruple Sky(四重の空)と、空と光の語が繰り返し出てくる。夏という語が入っているのは4曲目だけで、それを2回重ねています。

映像は1968年の日本映画

動画に付いている映像は、今村昌平の『神々の深き欲望』のクリップです。1968年の作品。

上げた人が概要欄に「Lone track with clips from The Profound Desire of the Gods」と書いていて、公式の映像ではありません。曲のほうにこの映画との関わりを示すものは見つけられなかったので、絵を選んだのはアップロードした人の判断です。

映画のほうは南の島を舞台にしたもので、曲名の夏と絵が合ってはいます。ただ、それだけです。

聴いた時のこと

寝る前にかけました。動画のほうを3分28秒で。電気を消してからでも短い。

終わりを覚えていません。始まったことは覚えていて、途中も覚えているのに、止まったところの記憶がない。翌日もう一度かけて、今度は起きたまま聴こうと思ったのに、また覚えていませんでした。

3日つづけて同じことになって諦めました。日中にかけると普通に終わりまで聞こえるので、曲が眠くさせているというより、こちらの時間帯の問題だと思います。

寝る前用として置いておくのが正しいのかもしれません。ただ、聴いたことになっていないのは、たぶんこの先も同じです。

出典

  • YouTubeLone「Summer of Summer」(長さが3分28秒であること・概要欄に「Lone track with clips from The Profound Desire of the Gods」と書かれ、映像に今村昌平の『神々の深き欲望』が使われていること・公式の映像ではないこと)
  • WikipediaLone (musician)(本名マット・カトラーでノッティンガム在住であること・Kids in Tracksuits の解散後、2007年から Lone として活動していること・『Everything Is Changing Colour』(2007年、CD-R)がデビューで次が Dealmaker Records の『Lemurian』(2008年)であること・初期が抽象的なヒップホップのビートと電子的な質感の組み合わせで、のちに踊るほうへ移ったこと・影響としてボーズ・オブ・カナダとマッドリブを挙げていること・Kona Triangle という別ユニットがあること・Werk Discs / Magic Wire / R&S / Greco-Roman と関わってきたこと・アゼリア・バンクスにサンプリングされ、コールドプレイがワールド・ツアーで使ったこと)
  • Internet ArchiveLone『Everything is Changing Colour』(全15曲の曲順と各曲の長さ・「summer of summer」が4曲目で4分07秒であること・全長が約50分であること)
  • Last.fmLone『Everything is Changing Colour』(「Summer of Summer」が同アルバムの収録曲であること・15曲で50分10秒とされていること)
  • WikipediaLemurian (album)(『Lemurian』が2008年8月4日に Dealmaker Records から出たこと)
  • Resident AdvisorLone『Emerald Fantasy Tracks』のレビューFact Magazine の同アルバム評(2010年11月に自身の Magic Wire から出て、踊る側へ寄った作品として扱われていること)
  • WikipediaThe Profound Desire of the Gods(今村昌平の1968年の作品で、南の島が舞台であること)
出自
イングランド、ノッティンガム
レーベル
Vu-Us
収録
Everything Is Changing Colour
発表
2007年
出典
https://youtu.be/RtSCfS1zXBI

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