glow
Fred again.., Duskus, Four Tet, Skrillex, Joy Anonymous
Fred again.. のアルバム『ten days』は20曲入りで、奇数番目に「.one」から「.ten」までの短い曲、偶数番目に題のついた曲が交互に並んでいます。本人はアルバムの題について「ten songs about ten days」(10日間についての10曲)と説明しています。
「glow」は12曲目、題のついた曲のなかでは6曲目にあたり、長さは7分33秒です。アルバムは2024年9月6日に Atlantic から出ました。
作曲者の欄に5人
Fred again.. はイギリスのプロデューサー Frederick Gibson の名義です。「glow」の作曲者の欄には、Gibson を含めて5人の名前が本名で並んでいます。
- F. Gibson … Fred again..
- Hebden … Four Tet の Kieran Hebden
- Sonny Moore … Skrillex。アメリカの DJ・プロデューサー
- Simon White … Duskus。ロンドンのプロデューサーで、San Holo のレーベル bitbird を中心に出していると紹介されています
- Louis Curran … Joy Anonymous の片方
プロデュースの欄には、同じ5組が名義で並んでいます。アルバムの演奏者の一覧では、プログラミングに Duskus、Skrillex、Four Tet の3人、ミックスとマスタリングに Skrillex の名前があり、シンセサイザーの Marco Parisi と打楽器の Giampaolo Parisi もこの曲に入っています。歌のクレジットは「glow」の欄にはありません。Joy Anonymous の名前が歌のクレジットに出てくるのは、18曲目の「peace u need」です。
Four Tet の曲は、Mazzy Star をサンプリングした「Into Dust (Still Falling)」でも取り上げています。
Joy Anonymous の始まりはサウスバンク
Joy Anonymous は Henry Counsell と Louis Curran の2人組です。2020年、イギリスの最初のロックダウンの間に、2人は家にあった持ち運べる機材を抱えて、テムズ川沿いのサウスバンクに出て音を鳴らし始めました。Mixmag の取材で、Henry はそのころをこう話しています。
We did it every day for five days and then, just by word of mouth, there were about 200 people in a stone circle dancing and jumping on the mic.
(5日間、毎日やった。そうしたら口コミだけで、200人くらいが輪になって、踊ったりマイクを取りに来たりしていた。)
名前は、匿名で集まって自分のことを話すアルコール依存の自助グループ(AA)の会合から取っています。サウスバンクで始めた集まりは、ロックダウンが明けるまでに100回から150回になったと同じ記事にあります。
出る前に、屋上のセットで
2024年7月29日、ダンス音楽のニュースサイト We Rave You が、Fred again.. がロンドンの屋上で収録したセット「Rooftop Live (Arun's Roof, London)」の公開を伝えています。まだ題の付いていない未発表曲が多く流れたセットで、そのなかの1曲がこう紹介されています。
One of those main ones happens to be a collaboration with Four Tet, Skrillex and Duskus titled 'Glow' which fans have been particularly keen to see the release of.
(中でも目立ったのが、Four Tet、Skrillex、Duskus との共作「Glow」で、ファンがとくに発売を待ち望んでいる曲です。)
この時点の紹介に、Joy Anonymous の名前は出てきません。アルバムが出たあと、Billboard の Hot Dance/Electronic Songs(2024年9月21日付)に27位で入ったときの表記も「Fred again.., Duskus, Four Tet & Skrillex」の4組でした。YouTube の題では、5組の最後に Joy Anonymous の名前が入っています。
レコードでは A面と B面に分かれている
アルバムの発売日、ロンドンのアレクサンドラ・パレスで開かれた期間限定の売り場で、1,000枚限定のホワイト・レーベルの LP が売られました。売れ残りは2日後の9月8日から、ロンドン、ブリストル、リーズ、グラスゴー、マンチェスターのレコード店に回っています。
この LP には題のついた10曲だけが入っていて、「.one」から「.ten」までの短い曲は入っていません。そのなかで「glow」だけが2つに分けられ、A面の最後に「Glow (Part 1)」、B面の頭に「Glow (Part 2)」として入っています。
YouTube の映像
Fred again.. の公式チャンネルでの公開は、米太平洋時間の2024年9月5日21時4分、日本時間では9月6日13時4分で、アルバムの発売日に重なります。説明欄は「ten days」とアルバムへのリンクの1行だけで、映像のクレジットは書かれていません。
出典
- YouTube — Fred again.. x Duskus x Four Tet x Skrillex x Joy Anonymous - glow(2024年9月5日21:04 米太平洋時間に公開・Fred again.. の公式チャンネル・7分33秒・説明欄は「ten days」とリンクのみ)
- Wikipedia — Ten Days (album)(2024年9月6日・Atlantic Records・「ten songs about ten days」・20曲の曲順・12曲目「Glow」7:33・作曲 F. Gibson / Louis Curran / Hebden / Sonny Moore / Simon White・プロデュース5組・演奏者の一覧でのプログラミング、ミックスとマスタリング、シンセサイザー、打楽器・Joy Anonymous の歌は18曲目)
- Discogs API — Fred again.. / Ten Days(LP、TEN012)(1,000枚限定のホワイト・レーベル・2024年9月6日にアレクサンドラ・パレスの売り場で販売・9月8日から5都市のレコード店で残りを販売・A6「Glow (Part 1)」、B1「Glow (Part 2)」)
- Billboard — Hot Dance/Electronic Songs, 2024年9月21日付(「Glow」Fred again.., Duskus, Four Tet & Skrillex・初登場27位)
- We Rave You — Fred again.. unveils 'Rooftop Live' set: Watch(2024年7月29日・「Rooftop Live (Arun's Roof, London)」・Four Tet、Skrillex、Duskus との共作「Glow」)
- Mixmag — In Session: Joy Anonymous(2023年7月19日・Henry Counsell と Louis Curran・2020年の最初のロックダウンにサウスバンクで始めたこと・「about 200 people in a stone circle」・AA の会合から取った名前・100回から150回)
- Genius — Duskus(本名 Simon White・ロンドンのプロデューサー、DJ・bitbird を中心に活動)
- Wikipedia — Fred Again(本名 Frederick John Philip Gibson)
- Wikipedia — Skrillex(本名 Sonny John Moore・アメリカの DJ、プロデューサー)
- 出自
- ロンドン
- レーベル
- Atlantic Records UK
- 収録
- ten days(アルバム、12曲目)
- 発表
- 2024年9月6日
- 出典
- https://youtu.be/IZ9rssRq-FI