Always on Your Side (feat. Joy Crookes)
Bonobo
監督Charlie France
2026年6月10日、Bonobo が新しいアルバム『Distance in Static』を発表したとき、Bonobo の名前で作っている Simon Green がこう話しています。
It's probably the last go-around the track in this format. I don't know what that will look like just yet, but it's really about me redefining how to be a musician from here.
(この形で走るのは、たぶんこれが最後の1周になる。この先がどうなるのかはまだ分からない。でも、ここから先の音楽家としてのあり方を、自分で決め直すということなんだ。)
この形というのは、毎回ゲストの歌い手を迎えて、バンドを連れて世界を回るやり方のことだ、と、ダンス音楽のメディア Resident Advisor は説明しています。Bonobo の25周年と重なる1枚です。
「Always on Your Side」はその14曲の7曲目で、Joy Crookes が歌っていて、長さは3分28秒です。アルバムより先、8月3日にシングルとして出て、BBC Radio 1 の Jack Saunders の番組で初めてかかりました。
「アルバムでいちばん好きな曲」
その番組で、Green はこの曲をたぶんアルバムでいちばん好きな曲だと言い、Joy Crookes の曲をずっと聴いていた、何か彼女のために作りたかった、作っているうちに、これが彼女に合う曲だと思った、と話しています。
Joy Crookes は1998年、ロンドンのランベスで生まれています。母はバングラデシュのコミラの出身、父はアイルランドのダブリンの出身です。2021年のデビュー・アルバム『Skin』がマーキュリー賞の候補になり、2025年9月に2枚目の『Juniper』を出しました。イギリスの音楽誌 DIY によると、この曲は『Juniper』のあと初めて聴ける彼女の新曲です。
クレジット
Apple Music のクレジットでは、曲を書いたのは Simon Green、Joy Crookes、Harvey Grant の3人です。
- プロデュース … Simon Green、Dave Sitek
- ベース、ローズ(電気ピアノ)、シンセサイザー、ギター … Simon Green
- ギター、パーカッション … Dave Sitek
- クラリネット、フルート、テナー・サックス … Mike Lesirge(弦の編曲と指揮も)
- トランペット、フリューゲルホルン … Ryan Jacob
- バイオリン … Emma Smith、Ciara Ismail
- ビオラ … Rich Jones
- チェロ … Klara Romac
- 歌の録音 … Joy Crookes、Harvey Grant
- ミックス … Simon Green
- マスタリング … Matt Colton
Dave Sitek は TV on the Radio のメンバーで、プロデューサーとしても活動してきた人です。歌の録音の欄には、歌った本人の名前が入っています。
映像の監督と編集は Charlie France で、WMA Studios が Ninja Tune のために制作しました。2人が出てくる映像で、録音しているところの様子も入っています。
ニール・ヤングの牧場と、東京
『Distance in Static』は、ロサンゼルス、東京、ロンドンなどで録られていて、かなりの部分がカリフォルニアにあるニール・ヤングの Broken Arrow Ranch で仕上げられています。Green はそこに数週間こもった、と紹介されています。
歌詞は英語、ウルドゥー語、日本語の3つです。イランの古い録音のサンプルと、古箏の録音も使われています。13曲目「Equinoctial」には青葉市子が、最後の「Mercury」には Kanako Yamamoto が参加しています。配信版は14曲に、歌の入った6曲のインストを足した20曲です。
ジャケットは、これまでの Bonobo の盤のような風景をもとにした絵ではなく、顕微鏡写真家の John I. Koivula が撮った写真を使っています。デザインとアート・ディレクションは Trevor Jackson です。
Simon Green は1976年生まれで、ブライトンで活動を始め、現在はロサンゼルスに住んでいます。1999年に Tru Thoughts のコンピレーションでデビューし、2001年から Ninja Tune にいます。
出典
- YouTube — Bonobo - Always on Your Side (feat. Joy Crookes) (Official Music Video)(2026年8月3日公開・Bonobo の公式チャンネル・3分28秒・『Distance in Static』が2026年9月11日に Ninja Tune から出ること・監督と編集 Charlie France・WMA Studios の制作)
- Resident Advisor — Bonobo reveals new album Distance In Static(2026年6月10日・14曲・参加者・ロサンゼルス、東京、ロンドン、Broken Arrow Ranch・英語、ウルドゥー語、日本語・25周年・「It's probably the last go-around the track in this format」の発言とその説明・曲目)
- Bandcamp — Distance in Static / Bonobo(2026年9月11日・配信版の20曲と各曲の長さ・紹介文・2枚組 LP と CD・Trevor Jackson のデザインとアート・ディレクション)
- Apple Music — Always on Your Side(作曲、作詞、演奏、プロデュース、ミックス、歌の録音、マスタリングのクレジット)
- pm studio — Bonobo Premieres New Song "Always on Your Side" featuring Joy Crookes on BBC Radio 1(2026年8月4日・8枚目のスタジオ・アルバムであること・Radio 1 の Jack Saunders の番組で初めてかかったこと・番組での Green の発言の書き起こし)
- DIY — Joy Crookes joins Bonobo for dreamy new track 'Always On Your Side'(2026年8月4日・『Juniper』のあと初めての Joy Crookes の新曲であること)
- The Playground — Bonobo and Joy Crookes share new collaboration "Always on Your Side"(2026年8月3日に映像とともに出たこと・映像に2人と録音の様子が入っていること・Broken Arrow Ranch に数週間いたこと・John I. Koivula の顕微鏡写真と Trevor Jackson・これまでの風景のジャケットと違うこと)
- Wikipedia — Joy Crookes(1998年ランベス生まれ・母がコミラ、父がダブリンの出身・『Skin』とマーキュリー賞の候補・2025年9月の『Juniper』)
- Wikipedia — Bonobo (musician)(1976年生まれ・ブライトン・ロサンゼルス在住・1999年の Tru Thoughts のコンピレーション・2001年から Ninja Tune)
- Wikipedia — Dave Sitek(TV on the Radio・プロデューサー)
- 出自
- ブライトン出身/ロサンゼルス在住
- レーベル
- Ninja Tune
- 収録
- Distance in Static(8枚目のスタジオ・アルバム、7曲目)
- 発表
- 2026年8月3日(シングル)/9月11日(アルバム)
- 出典
- https://youtu.be/6TN7ouUoP04