Veilleuse 音楽の常夜灯

Glücklich in Blau

Dima Braune

「青の中で幸せ」という題です。ウィーンのソングライターによるソロ・デビュー作で、全12曲がドイツ語で歌われています。

ひねくれたシャンソン歌手

Dima Braune はウィーンのインディー・バンド Grant の元ソングライターです。この1枚が初めてのソロ作です。

紹介文は、バンドをやめた人が「ひねくれたシャンソン歌手」(verquerter Chansonnier)として壊れたものの美しさを祝う、と書いています。この言い方は Pauls Jets の Paul Buschnegg の発言から引いたものだと括弧で断ってあります。手法として挙げられているのはコラージュとカット・アップです。痛々しく正直で、飾りを徹底して省き、それでいて不思議に慰めがある ── そういう評され方をしている1枚です。

Bandcamp のタグはこう並んでいます。art pop、neue deutsche welle(ノイエ・ドイチェ・ヴェレ)、nndw、austropop、そして neues wiener lied。80年代前後のドイツ語圏のニューウェーブと、ウィーンの歌の伝統です。その両方がタグの中に並んでいます。

曲名がすでに批評になっている

12曲はこう並んでいます。

  1. Das, was ich nicht hab(自分が持っていないもの)— 3分55秒
  2. Swarowskisteine im Asphalt(アスファルトの中のスワロフスキー)— 4分17秒
  3. Language is a Virus from outtaspace — 3分05秒
  4. Kulturadel(文化貴族)— 4分02秒
  5. Glücklich in blau(青の中で幸せ)— 3分21秒
  6. Du bist schuld(お前のせいだ)— 2分10秒
  7. Sieben(7)— 1分39秒
  8. Nichts Schönes sehen(美しいものを何も見ない)— 4分02秒
  9. Das Lied(その歌)— 3分40秒
  10. Zahl den Doktor(医者に払え)— 4分15秒
  11. Wir sind über — 2分24秒
  12. Safespace — 3分57秒

Kulturadel は「文化貴族」という造語です。

いちばん短い7曲目が1分39秒、いちばん長い2曲目が4分17秒です。

参加している人たち

  • Havarie(Benjamin Batlogg)— 1曲目、11曲目
  • REISZNER(Julia Reissner)— 2曲目
  • NEPS(Franz Hopfgartner)— 10曲目

作詞作曲はすべて Dima Braune です。プロデュースとミックスは Patrick Tilg、録音は Feber Wolle records、マスタリングは Dino Spilutini。

出典

  • Bandcamp — Glücklich in Blau / Dima Braune(2026年4月24日リリース・全12曲と収録時間・ウィーン拠点・Grant の元ソングライターであること・「ねじれたシャンソニエ」という自己規定とコラージュ/カット・アップの手法・参加アーティスト・プロデュースとマスタリングのクレジット・Feber Wolle records・タグ)
出自
ウィーン(オーストリア)
レーベル
Feber Wolle records
収録
Glücklich in Blau
発表
2026年4月24日
出典
https://dimabraune.bandcamp.com/album/gl-cklich-in-blau

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